エアコンオーバーホール清掃

1. 機器の搬入

①ダクト清掃用資材の構内搬入。(病院、クリーンルーム等は消毒済み資材を使用する。)
②作業前ミーティングを行う。

2.室内養生

室内の通路、机,什器、備品、OA機器等にビニールシート養生を行う。

3.機器の設置

高圧洗浄機の設置、指定された洗い場にエアコンパーツ等の洗浄槽を設置。

4.作業前チェック

現状での運転状況、不具合等を調査。
運転の停止及び動力分電盤の遮断。

5.本作業

1)分解作業
 電装基盤、付属部品等の破損、不具合の有無を確認しながらエアコン本体を分解する。
2)熱交換器フィン洗浄
 分解作業完了後、ホッパー又は厚手のビニールシート等でエアコン本体を囲い下部に排水受けを設置する。
 フィンにアルカリ性薬液を噴霧する。(汚れがひどい場合などはブラッシングも行う)
 高圧洗浄機で薬液が残らないよう洗浄を行う。
 洗浄終了後、バキュームで本体内部の水分の除去、及びドレン管の吸引を行う
3)部品等の洗浄、清掃
 ファン、グリル、フィルター、集塵セル等を洗浄槽にて薬液洗浄した後、水で洗い流す
 化粧パネルは拭き上げる。(ルーバーモーターの脱着が可能なら同様に洗浄を行う)
 水を使用できない電装部品等はエアダスターにて清掃を行う
4)組み付け作業
 洗浄が完了し水気の切れたパーツを組み付ける。
5)試運転
 組み付け作業完了を確認した後、動力分電盤を復旧、試運転を行う
 運転状況を確認する。

6.撤収作業

洗い場の片付け清掃を行う。
室内より機器の搬出した後、養生を撤去。
備品の配置を確認しつつ室内清掃。
作業完了報告を行い撤収する。

7.後日、作業前後の写真を報告書の形式にて提出する。

ビフォーアフター

  作業前 作業中
作業後
エアコン
フィン


電気集塵機
セル



グリル
ファンケース


  

ドレンパン
ファン